ロサンゼルスを拠点にする映像制作会社
ハイボルのコーディネーター、TSUBASAです。初めまして!
揚げ物が苦手だけど、食には興味があります。
苦手意識からか、一人では外食すらできませんが
その代わりに食べたいものを自分で作ってます。
定期的にカリフォルニア、ロサンゼルスだけでなく
ロケで行った面白い、美味しいレストランやアメリカの食文化など
色々と書いていきますので、タイミングがあったら軽い気持ちで、よってみてください。
御存知の通りアメリカは色んな人種が混ざり合っていて
いろいろな人に出会うことができます。
特に西海岸と東海岸の州は人種が入り混ざり合い
多種多様な食文化を生んでいて、とても面白いものばかり。
ロサンゼルスはヒスパニック系の方たちが、人口の約50%を占めていて
日本人に馴染みのあるタコス、ブリトーから
セビーチェ、トスターダ、トータスなど、聞いたことあるものから
耳慣れなしないものまで、様々なものがあります。
「Hola! 」(こんにちは!)
「Dos tacos al pastor, por favor!」(パストールのタコ、二つください。)
活気のある会話があちらこちらで聞こえます。
アメリカだけど、アメリカじゃない気持ちになりますね。
中でもロス内ではあちこちにタコスタンドが点在
フードトラックで販売する人も多いですが
トラックすら必要ない手軽さからテントなどを設置して
フードスタンドを始める人が増えています。
初期投資もそこまで必要ないから、手軽さも人気の秘訣です。
「どこがおすすめ?」と聞かれるのですが
どんなタコを求めているのか? どの地域で食べたいのか?
一概に一箇所をおすすめすることが難しいほど。
数多くの美味しいタコが存在しますが、
ロサンゼルスに移住して11年の経験から、いくつか美味しい場所を紹介します。
West LA (西ロサンゼルス)でおすすめしたいタコススタンドは
「Brother Cousins Taco」!
連日長蛇の列! いかに美味しいかを物語っています。
大きな円形の鉄板に、油を敷き、いい音と匂いを漂わせ
Asada (アサダ:牛)、Pastor (パストール:豚)
Buche (ブチェ:内臓)や Cabeza (カベサ:豚の脳)など
日本人には聞いた事もないタコまであります。
少しとっつきにくいですが、本当に美味しく
タコスは一つ$1.50とお手軽に食べられます。
タコスだけでなく、サイドとしてCactus (カクタス:サボテン)と
旨味がたっぷりの中で煮込まれたジャガイモも縁の下の力持ち。
是非、一度足を運んでみてください。
Brother Cousin Tacos
Yelp: https://www.yelp.com/biz/brothers-cousins-tacos-los-angeles
West LA(西ロサンゼルス)もいいのですが、本格的であり
また多くのローカルが通うタコトラック・タコスタンドは
East LA(東ロサンゼスル)にあります。
次に紹介するのは「Mariscos Jalisco」
Mariscosとは「シーフード」という意味で、
その名の通り、シーフードを使ったタコが人気。
メニューが既に英語ではなく、よく分からないと思います(笑)
実は、そこがポイント!
本当に美味しいタコはメニューが英語表記ではなかったりします!
こちらでおすすめなのが
Taco dorado de Camaron (タコ・ドラド・デ・カマロン:エビのタコ)
1個$2.25です。日本円にして約265円。
トルティーヤは揚げてあり、中にはジューシーなエビがゴロゴロ。
さらに上からアボカドとサルサを乗せてくれたものに
ライムを絞って、是非賞味ください。
思っている以上にあっさりと食べれます。
ネットフリックスの「Ugly Delicious(アグリー・デリシャス)」にも
紹介されているほど、美味しく有名なタコトラックです。
Mariscos Jaliscos
Yelp: https://www.yelp.com/biz/mariscos-jalisco-los-angeles-3
タコは、トルティーヤに肉やシーフードを乗せるだけではなく
牛の旨味たっぷりのシチューに浸しながら食べるというスタイルもあります。
Birria de res (牛のコンソメスープ)を使用したタコを販売している、
「Birrieria San Marcos」!
行列必死の人気店で、週末は1区画このタコを食べるために並ぶ人で溢れかえっています。
ここでのマストはBirrieria Taco!
スープに浸して旨味をしみ込ませ
カリッカリに揚げ焼きされたトルティーヤに
ホロホロになった牛肉を乗せ、チーズをトッピング。
食べる時は牛のコンソメスープに浸しながら食べます。
アメリカらしい?ケトダイエットのためのメニューがあったり
炭水化物は控えてますって人でも食べれるメニューもあったり
日本では味わえないものばかりです。
Birrieria San Marcos
Yelp: https://www.yelp.com/biz/birrieria-san-marcos-north-hollywood-5
最後に紹介するのは、Carnitas El Momo!
Carnitas (カルニータス)は豚の油で豚肉をホロホロになるまで
じっくりと煮込んだものです。
タコで豚肉といえば、最初に紹介している
Pastor (パストール)とCarnitas (カルニータス)が代表的です。
ここのユニークな所は、少し変わった部位が食べれるところ。
Pork Butt (ポークバット:豚肩肉)
Pork Skin (ポークスキン:豚皮)
Pork Stomack (ポークスタマック:豚の腸)
そしてAporkalypse (アポーカリプス)豚肩、豚皮、豚の腸の三種類をミックスしたものです。
一つ$3.50とタコトラックとしては値段高めですが
女性なら一個でお腹一杯になるかもしれないほど
少し大きめのトルティーヤにこれでもかと限界まで肉が乗っています。
普通のタコが一番人気ですが、アメリカ人はチーズも大好き。
そんなアメリカ人にも人気なメニューがMulitas(ムリタス)です。
Mulitas(ムリタス)とは、トルティーヤの上に大量のチーズ、肉を乗せ
もう一枚の大量のチーズが乗ったトルティーヤで挟む
トルティーヤで作るグリルドチーズサンドイッチのようなメニュー。
チーズ好きのアメリカ人内では大人気のメニューです。
もしチーズが好きなら、是非試してみてはどうでしょう?
Carnitas El Momo
Yelp: https://www.yelp.com/biz/carnitas-el-momo-los-angeles-2
コロナの影響で、店内飲食が制限されているところもありますが
そんな中でも、タコトラックやタコスタンドはテイクアウト扱いのため
営業することが許されてます。
こういう時期だからこそ、タコトラックやタコスタンドに
足を運ぶのもいいかもしれません。
観光ガイドブックには載っていないこういった店に足を運んでみるのはいかがでしょうか?
L.A.拠点の映像制作会社、High Voltage Entertainment, Inc.(略してハイボル)。スタッフが日々交わす会話のキーワードから、「撮影に関する豆知識」「絶景撮影スポット」「必見の食や旅の情報」など、現地のリアルでフレッシュな情報をアレもコレもギュッと。