初心者向けMLBの仕組み解説
こんにちは!
ハイボルでインターンをしているMIKIです。
2回目の投稿です。1回目の投稿↓
LAドジャースが2024年のワールドシリーズで優勝しましたね!
私はその時LAのダウンタウンにいたのですが、優勝する瞬間を中継で見て、また街中の様子も相まって野球音痴の私でもそれが本当にすごいことなのだと分かるくらいに大盛り上がりでした。
さて、私は野球、というかスポーツ全体に対して知識が殆どないのですが、これから詳しくなっていこうと思いますのでまずLAで大人気のスポーツ、「野球」のMLBの仕組みや各リーグについて解説していこうと思います。
以下、今回の内容です。
①MLBの構成ーアメリカンリーグとナショナルリーグ
②MLBの試合形式ーレギュラーシズンとポストシーズン
③MLBポストシーズン解説
①MLBの構成
まず、MLBの構成について解説したいと思います。MLBの構成を解説するのに、ちょうどいいサイトがあったのでそのまま言葉を引用します。
MLBとは、アメリカ(29球団)とカナダ(1球団)に本拠地を置く30球団で構成されるプロ野球リーグです。正式な表記は「Major League Baseball」で、その頭文字をとって「MLB」の略称が一般的に用いられています。日本ではメジャーリーグ、大リーグなどと表記されることもあります。 MLBは「アメリカン・リーグ(ア・リーグ)」と「ナショナル・リーグ(ナ・リーグ)」の2リーグで構成されており、各リーグに東地区、中地区、西地区の3つの地区があります。
引用元:https://abema.tv/lp/mlb-rule
はい、これだけ言われても野球初心者の私にはまだよくわからない。てかそもそも何で分かれてるの??(笑)なんとなく日本のプロ野球の「パ・リーグ」と「セ・リーグ」を思い浮かべますが、そもそもその二つについても名前を聞いたことがあるだけで違いがよく分かっていないのでもうちょっと突っ込んで解説してみようと思います。
ナショナルリーグとアメリカンリーグの違いについて詳しく解説しているサイトがありましたのでここに貼っておきます。
サイト:『ビンビンいっとこ!』 URL:https://binbin.click/difference_between_a-league_n-league/
上記のサイトにナショナルリーグとアメリカンリーグの違いを解説した分かりやすい表があったのでそのまま貼ります。画質悪くてごめんなさい(笑)
簡単に言うとナショナルリーグとアメリカンリーグはそれぞれ1871年と1893年と設立された年が違い、設立当初はルールや球団数に違いがあったようです。現在ではそれらの違いは全くなく、「ただ分かれているだけ」となっています。
「ただ分かれているだけ。」
それが分かっただけでもスポーツ音痴には大収穫です。はい。
因みに、日本のプロ野球(NPB)とMLBのリーグ数とチーム数をそれぞれ比べた表が以下になります。
簡単に言うとそれぞれには以下のような違いがあります。
リーグ数
MLB:6リーグ(ナ・リーグ+ア・リーグの2リーグにそれぞれ東・中・西のそれぞれがる) NPB:2リーグ(セ・リーグ+パ・リーグ)
チーム数
MLB:30チーム NPB:12チーム
MLBの方がNPBより圧倒的にリーグ数もチーム数も多く、アメリカの広大さと国技としてのその規模に圧倒されますね!
②MLBの試合形式
さて、ここまででMLBにはナ・リーグとア・リーグ合わせて30チームがあることが分かりました。
続いて、MLBの試合形式について解説していきます。
上の表の通り、MLBはまず最初に合計162試合をします。これはレギュラーシーズン(3月〜9月)のみの試合数で、その後のポストシーズン(10月〜11月)はまた別で試合が行われます。
レギュラーシーズン162試合の内訳は同リーグ同地区(対4チーム)計76試合(19試合×4チーム)と、同リーグ他地区(対10チーム)計66試合(6~7試合×10チーム)、そしてインターリーグ(ナ・リーグ、ア・リーグ交流戦)計20試合(3~4試合×6チーム)となっており、インターリーグは不公平感をなくすために他リーグの1地区5チーム+人気カードという組み合わせになっています。
例えば、ナ・リーグでの一位競合チームがメッツであった場合、ある年のヤンキースの交流試合の内訳は
メッツ(ナ・リーグ東地区)
レッズ(同中地区)
カブス(同中地区)
パイレーツ(同中地区)
カージナルス(同中地区)
ブリュワーズ(同中地区)
となっていました。
このように、ア・リーグ東地区×ナ・リーグ中地区、ア・リーグ中地区×ナ・リーグ西地区、ア・リーグ西地区×ナ・リーグ東地区というような地区同士の組み合わせで対戦相手が決められるのです。
頭の中がぐちゃぐちゃしてきますね。(笑)とりあえず別リーグ同士の戦いがインターリーグと思っていて間違いなさそうです!
そして、各リーグの3つの地区(東・中・西)それぞれで最も成績の良いチーム、両リーグ合計で6チームがプレーオフ出場権を獲得します。プレーオフとはMLBのポストシーズンのことで、上記で説明したレギュラーシーズンの次のシーズンに当たります。
MLBのポストシーズン(プレーオフ)に挑戦できるのは全30チームのうち、各リーグから6チーム、合計12チームです。それぞれの地区1位の中から勝率のいい2チームがシード権を獲得してディビジョンステージから戦います。
ポストシーズンは初戦から順にワイルドカードシリーズ(WCS)、ディビジョンシリーズ(DS)、リーグチャンピオンシリーズ(LCS)に分かれ、トーナメント戦で勝つごとにステップアップしていきます。
③MLBポストシーズン解説
初戦:ワイルドカードシリーズ(WCS)
地区優勝を果たした3チームを除くチームの中から、年間の勝率が上位3チームがワイルドカードとしてプレーオフに進出します。このように、各リーグから地区優勝3チームとワイルドカード3チーム、合計12チームがプレーオフに進出します。そして、これらのチームがリーグの代表としてワールドシリーズを目指して戦い続けます。
2戦目:ディビジョンシリーズ(DS)
ディビジョンシリーズ(DS)は、ワイルドカードシリーズ(WCS)の次のステージとして開催されます。このシリーズでの対戦は以下のようになります。
1. 地区優勝でトップのチームは、ワイルドカード1位と2位の対戦勝者と対戦
2. 地区優勝の2位のチームは、地区優勝3位のチームとワイルドカード3位の対戦勝者と対戦
これらの試合は、5戦のうち3勝を先に挙げたチームが勝利となります。試合の順序は2試合、さらに2試合、そして最後の1試合と進行します。また、地区優勝1位と2位のチームはホームアドバンテージを享受し、より多くの試合を自分たちのホームで戦うことができます。
このステージを勝ち抜くと、次はリーグチャンピオンシップシリーズ(LCS)へと進むことになります。
3戦目:リーグチャンピオンシップシリーズ(LCS)
4戦目(最終戦):ワールドシリーズ(WS)
ワールドシリーズ(WS)は、MLBのポストシーズンの最終決戦ステージです。ここで、各リーグのトップチームが対戦し、勝利したチームがMLBの最高の栄誉を手にします。試合は7戦制となっており、最初に4勝を挙げたチームが優勝者となります。試合の進行は、2試合、続いて3試合、そして最後の2試合となります。ホームアドバンテージは、レギュラーシーズンでの成績が優れたチームに与えられます。このルールは2017年から導入されました。
そして、このワールドシリーズのスタジアムでの観戦チケットですが、ちらっと見たら一番安いものでも$1500ほどしました。はい、一般人にはとても買える値段ではありませんね。どんなブルジョワが買うのでしょうか?でも当日はちゃんと満席でした。(笑)
さて、今回は「初心者向けMLBの仕組み」と題して、MLBの各リーグと試合形式について語っていきました。
どうでしょうか?野球音痴の私ですから、調べながら自分が勉強になったと言う感じです。また別の次の回でもスポーツに関して(勿論初心者向け)語っていきたいと思います!
お読みいただきありがとうございました!
L.A.拠点の映像制作会社、High Voltage Entertainment, Inc.(略してハイボル)。スタッフが日々交わす会話のキーワードから、「撮影に関する豆知識」「絶景撮影スポット」「必見の食や旅の情報」など、現地のリアルでフレッシュな情報をアレもコレもギュッと。